頭から蒸気の記

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つくる前に明確にしておくべきこと

編集さんと打ち合わせ。
ここらへんは商業作家の利点で、もれなく同じ方向を向いて共同作業をしてくれるプロが話し合いに応じてくれる。
アマチュアだったら友人関係など、不確定な要素があり大変だろうし、そもそも「自分の」作品について、おなじ「もっと良くしよう」という方向を向いて動いてくれる人の確保は難しいのではないだろうか。
(逆に言えば、そういう人間を得た人は、無理にプロの編集者についてもらう必要はないだろう)

まあそれはともかく、自分で言うのもなんだが、ずいぶん実りある話ができた。
熱心なうちあわせというのはままあることだが、ここまで迷いなく進める状態になったのははじめてではないだろうか。

(生み出されたものは確実に「此処」にあるので)なされたことはなんだろうと考え直してみる。
なんといったら適切だろうか。
現時点での問題点の総まくりと、それにたいする対策について話し合い、そして根本的なところ−−我々はなんためにこの物語をつくろうとしているか、そしてどういう手段をもってその目的を達成するべきであるか−−について、具体例をまじえて確認しあった。

実に熱がはいる。

なにを、どうするか。

なんどもくりかえし表現をかえつつも、お互いの目指すところは一致したままぶれない。
ドラマツルギーに関するアプローチについて、基礎としている考え方が同じであるので、
「そうそう、そうなんだよ」
「それなんですよね。だからああなるわけで」
「こうだね。そしてこう、さらにこうだ!」
みたいに、怖いくらいいちいちお互いの言葉がはまっていくのだ。

よしやるぞ、と。

二人の間でかわされたなにがしかのものをつかって、うやむやっとしたなんやかやを形にするのだ。
これが私のおしごとです | - | -

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